tanchanのバイク日記

趣味のバイクを中心に日常を綴ります。

2016年01月

レッドオクトーバーを追え!は、1984年に発表されたトム・クランシー初の長編ヒット小説を
1990年に、『プレデター』、『ダイ・ハード』のジョン・マクティアナン監督が映画化した作品です。
冷戦時代のソ連が舞台です。

旧ソ連の体制に不満を抱いていた最新鋭原子力潜水艦レッド・オクトーバー号の艦長のマルコ・ラミウス(ショーン・コネリー)は、密かにアメリカへの亡命を画策していました。
一方、CIAの分析官であるジャック・ライアン(アレック・ボールドウィン)は、謎に満ちたレッド・オクトーバーの動きに対して、亡命するのではないかという確信を持ちます。
ライアンはラミウスの真意を探るべく奔走しますが、レッド・オクトーバーを撃沈すべく、ソ連軍の潜水艦コノヴァロフが後を追うのでした。

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なかなか面白い作品でした。真意が読めない中、次々と展開するストーリーにハラハラします。
見えない、無線が通じない環境下での腹の探り合いは、潜水艦モノならではです。

ただ、自国の最新鋭潜水艦を盗み出して、それを手土産に敵国へ亡命するラミウス艦長は、どうしても英雄とは思えません。昔なら売国奴と言うのでしょうか・・・
作られた時代が時代だけに仕方がないのでしょうが、現在の目で見るとソ連=悪者という大前提に違和感を感じます。時代は変わりますね~。

今日はタカスサーキットで走り初めをしてきました。
いやぁ~、雪が無いのはありがたいですね。1月なのにサーキットを走れるんですからねぇ~。

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ベストラップは1分21秒417でした。
まだまだなタイムですが、前回より約2秒縮まり満足です
走る度に2秒づつ縮まっているので、次回は20秒を切れるかな

って、そんなに甘くないか~




ウォーム・ボディーズは、アイザック・マリオンの小説「ウォーム・ボディーズ ゾンビRの物語」を実写化した2013年作の異色ゾンビ映画です。

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基本はホラー映画ですが、日本での副題が「ゾンビ・ミーツ・ガール」である通り、ゾンビと少女の禁断の恋?を描いた胸キュンストーリーに仕上がっています。
ロミオとジュリエットがモチーフだそうで、主人公の「アール」はロミオの「R」、ヒロインの「ジュリー」はジュリエットから由来しているのかもしれませんね。
全編に散りばめられた楽曲も、それぞれのシーンにとてもマッチしていて胸に沁みます。

「生きている頃は人と繋がっていたのに・・・」という回想シーンでは、人がみんな会話もせずにスマホや端末を操作しています。人とのコミュニケーションを失うとゾンビになるょ~と暗示しているようで怖いです

ラストは人間とゾンビが協力してガイコツと戦うという奇想天外なエンディングですが、大団円な結末にホッコリします。
ゾンビ=悪者と決めつけていない点がGOODです。ゾンビだって被害者(病気?)なんです。

全米では結構ヒットしたそうですが、日本での興行成績はパッとしなかったようです。
良い映画なんですけどね~。

今日の映画は1998年のアメリカ映画シンプル・プランです。

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これは同名のスコット・スミスの小説を映画化したものです。

主人公のハンクは妊娠中の妻とともに田舎町で貧しい暮らしを送っています。ある日、ハンクと失業中の兄ジェイコブ、そして同じく失業中の友人ルーは、墜落した自家用機の中から440万ドル(約5億円)の現金を発見します。そして三人は、現金を自分達の物にするための計画を立てるのです。

何とも後味の悪い映画です。人間の欲深さにウンザリします。
最初は皆、「警察に届け出なきゃ!」と言うのですが、やがて「しばらく保管して置こう」そして「自分の物にしよう」。終には「邪魔するヤツは殺そう!」となっていきます。
最初は小さな嘘ですが、嘘を付き通すために何人もの人が死んで(殺して)しまいます。

最後にみんな死ぬか、捕まれば「バカなヤツらだ!」で終わるのですが、幸か不幸かハンクと妻は咎められることなく生き残り、何も知らない幼子と良心の呵責に耐えながら残りの人生を生きて行くことになります。

怖いですね~。やっぱ正直に生きるのが一番ですね~~。

週末は一転して寒いですね~。先週はバイクに乗っていたんですけど・・・
さて、今日の映画はライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日です。

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世界的な文学賞ブッカー賞に輝いたヤン・マーテルのベストセラー小説「パイの物語」をアン・リー監督が2012年に映画化したものです。
動物園を経営する家族と航行中に嵐に遭い、どう猛なトラと一緒に救命ボートで大海原を漂流することになった16歳の少年のサバイバルを描いた作品です。

動物や背景のほとんどがCGらしいのですが、幻想的な映像がとてもキレイです。
ラッセンの絵を見ているみたいです。

一方、ストーリーの方は難解です。根底に深い宗教観(肉食否定?)があり、ここが理解できない私には、正しい解釈は無理なのかも知れません。また、微妙に仕組まれている伏線も、気付かないで終わってしまう可能性が大です。気付くのと気付かないのでは、感想は大きく変わってしまうでしょう。

結局、「真実はどちらでしょう?」的な「観た人次第」なエンディングですが、スッキリしません。
私は難解な宗教観映画ではなく、ファンタジーアドベンチャーとして観たいです。
あまり難しい事を考えたくないですもんね~。






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