「夏休みはジブリ!」ということで
、毎
週ジブリ映画を地上波で放映していますが、「コクリコ坂から」を観ました。2011年の作品です。
ちなみにコクリコというのは、フランス語で「ヒナゲシ」だそうです。
(オッカノウ~エ、ヒンナゲシノハァンナデェ~♪)

kokuriko-saka
内容自体は昭和を懐かしむ昼メロ調のストーリーで、さほど感動するものではありませんでしたが、男子文化部の部室棟「カルチェラタン」のくだりは良かったです。
物語の舞台は1960年代の中頃なので私の時代より一回り前ですが、学校の雰囲気は何となく理解できます。(ギリギリですが・・・)

私が高校生の頃にも古い木造の洋館が文化部の部室棟になっていて、怪しい輩が多数巣食っていました。
当時は私も某文化部に属していたので、放課後は先輩が残した遺産(ガラクタ?ゴミ?)に囲まれながら、変人達とくだらない時を過ごしていました。
ある日、映画のように建物を取り壊し、新講堂を建設するという話が持ち上がりました。
ここまでは映画と同じですが、もっと立派な木造洋館に部室が移転されるということだったので、反対運動は起こりませんでした(;´Д`)

これが移転した部室棟です。120年前の建物だそうです。
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どうです?こっちの方がカルチェラタンの雰囲気が出ています。
これを壊すのなら反対運動も起こっていたかもしれませんね。
一階が文化部の部室で、2階が運動部の夏合宿場になっていました。
入り口左の部屋が私の属した某部の部室でした。
当時はボロボロで散らかし放題にしていましたが、現在はキレイに修復され記念館となっているそうです。
不謹慎ですが、ちょっと残念ですね。